それでは、番外編としてチェスキー・クルムロフで宿泊したJohn(仮)'s GardenもといMonastery Gardenの管理人、John(仮)の魅力についてまとめてみます。因みに、彼の英語は聞きやすくて良かったですね。チェコではあんまり英語が通じない印象だったのですが、流石世界遺産の町にある宿の管理人をしているだけのことはあるのでしょう。
ってなわけで彼の伝説(?)についてつらつら書き綴ってみる。
- 彼は管理人をしているが、きっとバイトか何かである(十中八九オーナーは別にいる)。何故だか全く分からないけど彼からはものすごい勝ち組臭がする。
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彼は決して嘘は言わない。かなりぶっちゃけた正直者である。言わずともその表情を見れば分かる。というか、正直すぎんだろ。
- 朝飯は7時が良い、と告げると「おいおい、勘弁してくれよ」という分かりやすい表情。
- そしてそのとき彼が行った理由は「店がやってないから無理!」という正直(そのときは)我々には理解できない理由。絶対に嘘だと思った。ただ単に面倒くせぇから嫌なんじゃねぇのか、と。
- だが、翌日彼はちゃんと7:30には現れた。COOPの袋を携えて。
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つまり、朝食を買うためにCOOPに行くのだが、開店は7:00なので7:00に朝食をとりたいというのは無理なわけだ。「店がやってないから無理」という理由は嘘ではなく本当のことだったのだ。
- 宿に着いてもすぐには入れない。彼が引きこもっているから。だが、あわてたりキレたりしてはいけない。根気良くノックし続ければ出てくる。
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因みに、現金・ユーロでないと支払いは出来ません。ホテルというかペンションなので、お金を払いさえすれば翌日のチェックアウトまで建物まるまるあなたのものです。
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John(仮)でさえいなくなってしまうので夜に困ったことがあると致命的である。
- 部屋の鍵が開かずに非常に参った。このときの無限の「Excuse me」ほど虚しいものはなかったのである。
- そして風呂のお湯がすぐに出なくなってそれも困った。(なんか、お湯はためておく方式だったらしい)
- 因みに、ネットは「Not yet」だってよ!最初から言えよ!っていうか繋がってないのにウェブに「ネット可」って書くのって(ry
- なお、金額について「いくらだったっけ?」と聞き返したら逆に「いくらだっけ?」と聞き返された。
- 彼のホストとしての気遣いは素晴らしいものがある。朝飯は「一体誰がこんなに飲むんだよ」という量の珈琲と紅茶。
- そして上記の通り夜は客のプライベートを思いどこかに消えてしまう。
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なお、退出するとき部屋の鍵はドアの鍵穴に差し込んでおくこと。
- でないとあわてたJohn(仮)に追いかけられる。
- しかし、差し込んでおかなければおかなかったで良いものが見れる。「鍵はどーしたよ?!」という彼の問いに対して「机の上に…」と答えたときの彼の安心しきったあの表情。写真にとどめておきたかったぜ…。
というわけでいかがでしたでしょうか。John(仮)とJohn(仮)'s Gardenの魅力についてお分かりいただけましたでしょうか?
そういえば、帰国してすぐにMonastery Gardenの名前を検索してみたのですが、オフィシャルのウェブサイトはありませんでした…が、久々に調べてみたらいつも間にやらウェブサイトが出てきていたみたいですね。部屋の写真についてはこちらを見ていただけたらよいと思います。基本的に、風呂以外、特に部屋・家具・調度品はゴッドレベルです。
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