目を覚ますと、天気が良い!疲れが残っていたのでご来光撮影はしなかったけど(そしてその選択を後悔してはいないけど)、きっときれいだったんだろうな。

弥彦?妙高?
加茂湖の向こうに小佐渡の山々が見えていて、その奥にうっすらと本州の山が見えている!弥彦か妙高か。

最初の最初に前振りしてましたが、つまり普通に見える距離に弥彦もしくは妙高が見えてるんです。だから(?)、国定公園としてもひとくくりなんでしょうね。


朝食をとり、いざ出発。ドンデン山荘から、道路を縦走路入り口まで徒歩で向かいます。これが結構長い。

この日のルートは、ドンデン山荘→縦走路入り口→途中で引き返してドンデンさんに戻ってくる、というもの。ドンデン山荘~金北山は往復10時間くらいかかってしまうらしく(金北山を挟んでドンデン山と反対側の白雲台まで抜けるなら6時間)、我々の足では金北山までは行けないと判断。まぁ、ぶっちゃけ写真が撮れれば良いという不純(?)な動機なので、あんま登頂に対する欲が無いというか…。

金北山
一番高い山が金北山。

金北山縦走路入り口
金北山縦走路入り口。杖代わりの木の枝がおいてあります。嫁は借りてました。

花
7月末ですが、花は咲いているものがありました。

縦走路入り口からアオバネ十字路まではアップダウン入り乱れる感じで、結構湿度が高い感じの道でした。森の中って言うか、茂みの中って言うか。眺望は全然ありません。

アオバネ十字路
アオバネ十字路。ここからマトネまで2.2km、尾根に出るまで一気に登ります。

マトネに出るまでは、ひたすら森の中。

マトネから金北山方面を望む
マトネからの金北山方面の眺めです。ここで一瞬視界が開けます。でも、その後すぐに再び森の中です。

マトネ
マトネまでの登りが一番大変だったかな。ここを抜けてしまえば、アップダウンは結構ありますが眺めも良いし快適です。

マトネで一休みして、再び歩き出しました。

マトネ方面を振り返る
マトネ方面を振り返る。こう見てみると結構アップダウンある感じ。

高山植物
名前はわかりませんが、何かの高山植物。

標高は、一番高い金北山ですら1171.9mと大して高くないにもかかわらず、この縦走路は高山植物が見られます。北からの冷たい風が吹き付けるから、と何かの説明で見た覚えがあります。

ツンブリ平
ツンブリ平。ここでお昼を食べてドンデン山に引き返すことにしました。

上の写真で、真ん中に写ってるピークがたぶん真砂の峰で、そこがちょうど金北山の中間地点だったっぽいです。そのくらい、行ってみれば良かったかな。

でもこの日は風一つ無い(本当に!)穏やか過ぎる日で、めちゃくちゃ暑かった。森の中は日が遮られるのでそんなでも無かったですが、遮蔽物が無い、直射日光があたる場所は体力がガンガン奪われました。これ以上歩を進めると帰りが大変になりすぎると思いここまでで…。旅行自体はまだまだありますしね。

この日のお昼はお弁当は頼まず、持っていったα米の山メシと、食後のコーヒー。

シシウド
これは、たぶんシシウドという植物。ミヤマシシウドかもしれないけど、見分けがつかん。

この日は、我々以外この縦走路に入っているひとはいないんじゃないかと思うほど誰にも会いませんでした。写真を撮りながらなので我々のペースってほぼどの山でも標準タイム通りなんですが、誰にも抜かれることも無く、誰ともすれ違うことも無く、食事中も誰も見かけず。まぁ、世間的には平日なので、そりゃそうなのかも知れませんが…。


もと来た道を戻ったわけですが、やっぱり縦走路入り口~ドンデン山荘がある意味一番きつかったかも。アスファルトに照りつける日差しが強くて、下からも焼かれるような感覚でした。

ドンデン山荘に到着し、外の水道を借りて頭に水をかぶり汗を流しました。気持ちいいのなんのって!

カキ氷!
そしてカキ氷。最後のほうは、これを楽しみに耐え切ったという感じ。

このカキ氷の氷は、近くの泉の水を凍らせたものらしいです。疲れていたというのもあるとは思いますが、胃にしみるようなうまさでした。


この後は2日間お世話になったドンデン山荘を後にして、この日の宿に向か…わずに、大野亀近くの大野亀ロッジへ行ってアイスを食べました(またかい)。

大野亀ロッジで一休みした後はこの日の宿、海府荘へと向かいました。燦々…というよりはガンガンに日が照りつける日差しの中、えっちらおっちらチャリンコを漕ぐおじさん…大変だなぁ。こっちはクーラーの効いた車ですが、それでも日差しが当たる腕はジリジリと焼かれるようだったのに…。

宿に着いたらちょっと早かったようで、まだ他の部屋を掃除している最中でした(我々の部屋は準備が終わっていましたが)。荷物を片付けて、まずは風呂へ。オーシャンビュー…というか港ビュー?で中々良い眺めと思いました。ま、港からもこちらは丸見えなんでしょうけどね。

風呂から上がって部屋に向かうと…あれ、玄関にさっきのチャリンコのおっちゃんが!同じ宿だったのかい…。車で抜かしたのはずいぶん離れたところでしたが、ここまでようやく来たのね…。

部屋で(これまた見事な港ビュー)一休みして、それからようやく夕食タイム!ここのお食事はふぐ料理づくしでした(それで有名?らしいです。)。おいしかったです。ふぐ好きな人はぜひ。

夕食後は部屋に戻り…そうそう、ここは部屋にテレビがありません。なんと3泊連続でテレビなし生活です。健康的ですね。山に登って疲れて、風呂入ってメシくったらそりゃー眠くもなりますからテレビなんて元から不要ですが。というわけですぐに寝てしまいました。

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